第4回会合:経営デザインシートと事業価値を高める経営レポートの交差点

東大と灯台下暗し

 第2回会合からのお勉強シリーズ第3弾
今回は、第2回の経営デザインシートと第3回の事業価値を高めるレポートの使い分けを一つの事例を元に試してみた結果を報告しました。事例としたのは12月の第5回で訪問する予定のハンバーガー屋です。

 と言うことで、意気込んで両方のツールを作ってみたのですが、どこでどう間違えたか社長からのヒアリングも中途半端で入ってしまったこともあり、メンバーからは「今までとこれからの違いがわからない」「ぜんぜんJUMPしていないじゃないか」といった厳しいお言葉をいただくことに・・・(完全な負け戦・・・)
結果として、シートの内容よりも作成したプロセスをみてくれよと言う感じの会になってしまいまいた。

 とは言え、個人的には収穫もありました。デザインシートは未来のイメージをつけるケースで役に立ちます。最初の部分(経営者の想い)はやはりデザインシートがあると整理しやすいのですね。ただ、「経営資源」「ビジネスモデル」「価値」の3項目を分けて考えるのがいいのかトータルで考えるのアイイカはまだまだ試行錯誤感ありましたが。そしてそこへ到達するための骨格を考える段では事業価値を高めるレポートが登場していきます。ここは「知的資産経営」のフレームを最大限活用していました。そこまで準備できたら二つのシートを行ったり来たりしながら仕上げていくイメージになります。この辺りをじっくりお伝えすることができました。

 最後にですが、結局今回の僕の敗因は「経営者が一番したいこと」と言う基本中の基本を忘れて事象だけで作ってしまったことですね。あぁ灯台下暗し・・・といことで、写真は駒場東大でした。
「おあとがよろしいようで・・・ペンペン」